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箸づくり体験

● 河口湖駅から徒歩5分。富士山を望む特別な空間で楽しむ、日本の伝統的な木工体験。

● 毎日開催、所要時間約1時間。初心者でも安心の、英語対応の本格的な和文化体験。

● お好みの木材を選び、日本の伝統的な大工道具「鉋(かんな)」で自分だけの箸を制作。

● 木の香りや質感を楽しみつつ、数種類のやすりで丁寧に磨き上げ、上質なオイルで仕上げる、こだわりの一膳。

● 世界にひとつだけの箸を、日本の伝統工芸「水引」で作られた箸置きとともにお持ち帰り。

体験概要

はじまりの時間

日本の伝統的な木工技術に触れ、自分の手になじむ一膳を仕立てる。日本の伝統的な大工道具「鉋(かんな)」を使い、天然木から自分だけの箸を作ります。お好みの木材を選び、鉋で少しずつ形を整え、数種類のやすりで丁寧に磨き上げます。木の香りや質感、手仕事ならではの繊細な変化を楽しみながら、世界にひとつだけの一膳を仕立てます。

# 木材選び

数種類の天然木から、お好みの素材を選びます。木材によって異なる色合いや木目、香り、硬さ。それぞれの個性に触れながら、自分だけの箸にふさわしい木を見つけてください。初めての方には、柔らかく削りやすく、清々しい香りが特徴のヒノキがおすすめです。

# 鉋(かんな)で木を削る

日本の伝統的な大工道具「鉋(かんな)」を使い、四角い木材を少しずつ削っていきます。鉋の持ち方や刃の当て方、力の加減など、道具の扱い方から安全上の注意点まで丁寧にご案内します。初めての方も安心して、木を削る心地よさと日本の木工技術に触れていただけます。

# 箸の形を整える

鉋を重ねるたびに、四角い木材から少しずつ箸の輪郭が現れます。途中で実際に手に取り、太さや握り心地を確かめながら、ご自身の手にしっくりとなじむ形を探していきます。木の表情を感じながら、好みの太さや形になるまで丁寧に削り進めます。

# 数種類のやすりで磨く

目の粗さが異なる数種類のやすりを使い、箸の表面を丁寧に磨き上げます。角の輪郭を生かした端正な形にも、柔らかな丸みを帯びた形にも、お好みに合わせて仕上げられます。やすりの目を細かくするにつれて、木肌は次第になめらかになり、指先に伝わる感触も変化していきます。木の自然な風合いを大切にしながら、手になじむ心地よい一膳に仕上げます。

# オイルで仕上げる

最後に、木製食器の仕上げに適した上質なオイルを丁寧に塗り込みます。木目の美しさと自然な色合いが引き立ち、手仕事ならではの温もりを感じる箸が完成します。完成した箸は丁寧に包装し、日本の伝統的な飾り結び「水引」で作られた箸置きとともにお持ち帰りいただけます。木を選び、削り、磨き、自らの手で仕立てた世界にひとつだけの一膳。日本の手仕事に触れた旅の記憶とともに、日々の食卓で末永くお楽しみください。

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体験内容

ご来場に関するご案内

体験の特徴

弥生時代(紀元前10世紀頃〜3世紀頃)- 神様へのお供えと箸の起源

日本における箸の起源は、弥生時代にさかのぼると考えられています。

当時の箸は、食事のためではなく、神様に食べ物を供える儀式で使われていたという説があります。その形は現在の二本一組の箸とは異なり、一本の竹を折り曲げた、ピンセットやトングのようなものだったとされています。

また、日本最古の歴史書の一つである『古事記』には、スサノオノミコトが川を流れる箸を見つける神話が記されています。

こうした伝承からも、箸が古くから日本の信仰や暮らしと深く結びついていたことがうかがえます。

飛鳥時代(592年〜710年)- 食事の道具としての箸の広まり

箸が食事の道具として使われるようになったのは、今から約1,400年前の飛鳥時代とされています。

遣隋使として中国に渡った小野妹子が、箸を使う食文化を日本に伝え、聖徳太子が朝廷の食事に取り入れたという説が知られています。

この頃は竹製の箸が使われていたと考えられており、中国から伝わった食事作法とともに、箸を使う習慣が徐々に広まっていきました。

平安時代(794年〜1185年)- 箸文化の定着と用途による使い分け

平安時代になると、箸を使う習慣は日本の食文化にいっそう根づき、箸を専門に扱う商人も現れるようになったとされています。

また、食材や用途に応じて箸を使い分ける文化も発達しました。

魚や鳥を扱う「真魚箸(まなばし)」、野菜などを扱う「菜箸(さいばし)」といった区別がその一例です。

現在も調理に欠かせない菜箸には、こうした日本の食文化の歴史が受け継がれています。

鎌倉時代(1185年頃〜1333年)- 食文化の変化と箸の多機能化

鎌倉時代には、食事の際に使われていた匙(さじ)が次第に姿を消し、箸が食卓の中心的な道具として定着していったとされています。

箸の役割は、食べ物を「挟む」「つまむ」だけにとどまりません。「切る」「混ぜる」「押さえる」「ほぐす」など、さまざまな動作を一膳で行うことができます。

こうした多彩な使い方は、日本独自の食事作法とともに発展し、現在まで受け継がれています。

江戸時代(1603年〜1868年)- 塗箸の発展と職人技の広がり

江戸時代になると、箸は日々の食事を支える道具であると同時に、職人の技や美意識を映し出す工芸品としても発展しました。

木地に漆を塗り重ねて仕上げる「塗箸(ぬりばし)」が広まり、実用性に加えて、美しさや耐久性も追求されるようになりました。

漆器の産地として知られる石川県輪島でも、伝統的な漆塗りの技術を生かした箸づくりが受け継がれてきました。

木目の表情や漆の艶、繊細な装飾。一膳の箸にも、日本のものづくりに息づく技と美意識が表れています。